ニッカウヰスキー(宮城峡蒸溜所)
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仙台市の作並温泉の手前にニッカウヰスキー(宮城峡蒸溜所)がある。
団体見学者になぜか紛れ込んでしまい、一緒に案内されてしまった。
宮城峡蒸溜所は、ニッカウヰスキーの創業者、竹鶴政孝が昭和42年にこの地を訪れたようです。
何人かと共に新工場の適地探しに、宮城県・岩手県の川沿いを歩き新川に辿り着いた。さらに上流へ進み川原へ行った竹鶴政孝は「おい、ウイスキーを持って来い」と言い、グラスにウイスキーを入れ、川の水を汲んで作った水割りを飲み彼はこう言った。
「実に素晴らしい水だ。ここに決めよう!」
そして、北海道余市に続いてニッカが求めた第二のウイスキーの故郷、仙台工場の建設を決定したとのこと。
竹鶴政孝は、酒造りに水の良し悪しは重要な要素と考え、新川は雪解け水が地表面を流れて出来ているためミネラル分が少なく、ウイスキー本来の味わいを素直に引き立てると、新川の水を評価した。
わずか2年後の昭和44年に第二の蒸溜所、ニッカウヰスキー仙台工場「宮城峡蒸溜所」が竣工した。
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